婚活実態調査
2017年7月12日に、「婚活実態調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」が発表された。
今回の調査は、全国の20~40代の男女に婚活サービスの利用実態や意識について調査が行われ、現在の婚活の概況、サービス利用、志向性などがリアルな状況が見えてきた。
婚活サービスで結婚した人は前年度より1.3倍に増加
婚活サービスを利用して2016年度に結婚した人の割合は、「11.3%」となり、2015年度の「8.3%」から1.3倍増加しました。今まで、一桁台だったものが、ついに二桁台まで割合が増加する状況となりました。
2017年以降も婚活サービスを利用して結婚する割合は、右肩上がりに増加していくと予想されます。
2013年度までは、婚活サービスで結婚した人の割合に大きな上昇は、見られませんでしたが、2013年度を境に一気に増加していきます。
これは、今までの婚活サービスは、お見合いや、結婚相談所という敷居の高いサービスが多く、結婚したいけどなかなか踏み出せない人が多かったのではないでしょうか。
しかし、スマホの登場や婚活サービスの多様化が2013年度を境に一気に世間に広まっていきました。
スマホでのサービスで言えば、タップルやPairsと言った婚活・恋活アプリの普及。
婚活サービスの多様化で言えば、街コンや婚活パーティの増加に伴う認知度上昇。
今まで、お見合いや結婚相談所という敷居が高いサービスだった婚活サービスが、アプリや婚活パーティでの出会いによる敷居が低いものになってきたため、婚活サービスを気軽に利用する人が増えたという事が調査によって裏付けされました。
婚活サービス利用者の半数近くが結婚している
婚活サービスによって結婚した人の割合は、「39.4%」と、2015年度に比べてなんと1.4倍も増加している。
婚活サービスを使えば、ほぼ半数が結婚できているという結果になった。
こちらも2013年度を境に右肩上がりを続けており、2016年度は一気に結婚できた人が増えている。
以前に比べると街コンや婚活パーティの特集等がテレビなどのマスコミで特集される事は少なくなったが、実際には婚活市場は盛り上がりを見せて幸せになっている人が多い。
マスコミで騒がれている草食系や悟り系、絶食系などの言葉には惑わされずに、実際に結婚相談所や婚活パーティに参加して婚活市場の盛り上がりを肌で感じないと婚活サービスを使用している人に比べて確実に乗り遅れる結果となる事は明白である。
結婚相手が見つかる婚活サービスの割合
気になるのは、どの婚活サービスを使えば結婚相手が見つかるのかという事だが、下記のような婚活サービスが結婚相手を見つけるための上位となった。
結婚相談所
結婚相手を見つけるための一番の近道。
恋活サイト・アプリ
良い人がいれば結婚したいけど、まずは彼氏・彼女といった恋人が欲しい人におすすめ。
婚活パーティ・イベントに参加
結婚相談所はまだ早いかなと思っている人におすすめ。
費用も安く、多くの異性に出会えて話せる話題のスタイル。
婚活サイト・アプリ
恋活サイトに比べて真剣度があがるので、結婚相談所は敷居が高いが、恋愛を経て結婚も早くしたい人にはおすすめ。
婚活サイトと婚活パーティを併用すると、出会いの幅をより広がる。
やはり真剣に結婚相手を見つけたいのならば、結婚相談所に勝るものはない結果となった。
「合コン」や「お見合い」は、そもそもの出会いの数が少ないため、結婚に辿り着くまで時間がかかってしまうため、なかなか結婚まで結びつかない可能性が高い。
どのタイプの婚活サービスを使用するかは、自分のライフスタイルや価値観を考慮して、自分に最適なサービスを見つけるのが一番である。
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